2005年11月05日

Dull-colored pop 『東京都第七ゴミ処理施設場 ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』




横浜駅の近くで。
なんぼ食事ありでも、交通費ありでも
このバイトは働けば働くほど金が減るんじゃないのか。
だって、「自給」だもの。
果物だもの。人間だもの。



STORY

東京のはずれ、危険物や不法投棄の処理に特化したゴミ処理場に
捨てられた一人の少女。
粉砕され、燃やされ、埋められるはずの運命を生き延びた
彼女が聴いたものとは……。

脱力系の演技が気持ちいい DULL-COLORED POP 旗揚げ公演。
音楽監修・作曲にmelico新戸崇史を迎え、生演奏を交えてお届けします。

Dull-Colored POP HPより




友人の谷賢一が作・ 演出するというので
荻窪まで行ってきました。
アールコリンっていう、ギチギチ詰めて30人くらいしか入らない、
ちっさいちっさーーい劇場。
多分、今まで行った劇場で一番小さかった。
劇場って言うより人ん家の部屋改造して劇場っぽくしてみましたっていう感じ。
最後列からでも舞台までの距離は1メーターちょいくらい。
しかも舞台はゴミ処理施設だからもうわかりやすくゴミでメチャクチャ。
幕なんかないから、入った瞬間になんていうかこう、カオスが広がってる感じだった。



「ゴミ(そしてゴミのような若者)、リサイクル、音楽」
みたいな柱があってそこからムクムク膨らんでいったみたいな印象を受ける話だった。
谷くんも多分オリジナルは数作目くらいだと思うけど
最後まで破綻なく見せるだけでもたいしたもんだと思う。今後の活動が楽しみ。
あらすじなど細かくは
あのクソ狭い劇場で 同じ回を観劇していた方のレビューを読むといいと思うので
以下、箇条書きで思ったことをちらほらり。



  • この狭いゴチャゴチャの舞台でどう動くのかと思ったけど
    ちゃんといっぺんに4人とか5人が動いても成立していたのがビックリ。

  • もえちゃんに萌えた。(笑
    多分、実年齢は設定の倍くらいだろうけど、ちゃんと少女に見えたよ。

  • 話の上で「なんでやねーーーーん!!!」
    って思うことはなかったからよかった。
    ありえない話だけど、無茶苦茶ではない。
    ファンタジーとしては成り立っていると思う。
    宝塚観てると、なんでやねーーん!!は結構あるからなぁ。。。

  • 舞台美術がんばったねーー。
    あの煙吹く装置とかどっから持ってきたんだろ。

  • もえちゃんは北原にもらわれたのか??裁判中なのに??
    ゴミ処理場もつぶれて、実のお母さんは職を失い、お父さんは逮捕され
    どうするんだろう。施設に帰るしかないよな。なんかあんまり救いがないな・・・。

  • タイトルがタイトルなので、絶対ビートルズをフィーチャーしてくると思ったら
    演奏したのはせいぜい「オブラディ・オブラダ」がほんのちょっとくらいで
    (ピアニカで演奏してたシーンは素朴な感じで好き)
    あとは場転のBGM程度だったのが残念。
    あれだけそのまんまのタイトルをつけてくるなら
    もうちょっと思い入れがあってもよさそうな気がした。
    ま、でもやりすぎるとミュージカルみたいになっちゃうからなぁ・・・。
    でも一曲くらいまともにやってほしかった。
    か、せめて始まるまでのBGMに「SGT. Peppers・・・」だろぉー。

  • 上とも絡むけど、せっかくあの狭い劇場で歌うっつう画期的なことをやるなら
    もっと歌ってほしかった。
    演奏の技術も高いから、もうちっと聴きたかった。
    (劇との親和性はともかく、あれだけのライブを劇に組み込むのは
    かなり画期的だと思う。ウリとしては申し分ない)

  • で、やっぱそうするともっと広い劇場の方が盛り上がるんだよねー。
    30人くらいの「劇を観に来てる人」に向かって
    あの距離でライブやるのはかなり冒険。
    ともすればドッ白けになってしまう。今回はギリギリよかったと思うけど。

  • 序盤のグダグダっぷりが目についた。
    あの辺のウィットに富んだセリフは谷くんらしくて好きだけど。

    「理子ちゃん、僕と精神だけの存在にならないか?」

    「ああ、あのデカダンスな日々に戻りたいなあ・・・」


    なんて、清掃工場のバカな工員が言うかよ。(笑
    ただ、やっぱり劇を見てるんだか学園祭の下手なコント見てるんだか・・・。
    最初の場転くらいまで、いつになったら話が展開するのか不安になるくらいだった。
    グダグダにも見せ方があるのかなぁ、などと思ったり。

  • 今度は純粋なエンタテインメントが見たい。
    なんか小難しい話もいいけど
    「スウィングガールズ」みたいな、みんなで音楽やってワーーっと盛り上がって
    明るく楽しく終わるような軽いやつも今度やってよ。




とにもかくにも、キャスト・スタッフの皆様
明日までがんばってくださいませ。
次回公演も行きます。

posted by ジェリクルG at 12:00| ドバイ | Comment(5) | TrackBack(1) | ゲージツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おー、観に来てくれて&細かいレビューありがとう!

美術の煙装置はスモークマシンっつって演劇公演ではかなりメジャーな装置だよ。今回は1万円出して買いました。
もえちゃんは北原にもらわれたんですが、北原さんは裁判は執行猶予がついたとは言えゴタゴタしてるはずなので、法手続きはまだとってない同居してるだけの内縁の養子、みたいな感じたと思います。この辺はお客さんが自分で想像する余地と思う。
演奏!Twist And Shoutを演奏したじゃないか!Life goes on、っていい言葉だよなぁ。
「精神だけの存在」「デカダンスな日々」などは、鏑木役の岩藤一成が勝手に盛り込んだギャグでした(笑)。まぁ、バカっつっても元ヒキコモリだし、面白いからいいかなーと思って容認。

次回公演ではエンターテイメント要素は今回より少なくなると思います。脚本書くのは今回でまだ三回目なので、次はもっといいホン書けると思うぜ。ぜひ来てねー!
Posted by Ken at 2005年11月08日 03:43
うがー私もダルカラー観にいきたかったじゃー。
でも大学祭で自分の演奏するのに精一杯じゃった。(日にちかぶった)スイングガールズといえば、おいらシングシングシングやったぜ!クラソロがうなじに寒気が走るほどカッコよく、聴いてもよし吹いてもよしな、とても楽しい演奏ができたのです。
そいや12月3日の昼2時からだけど合唱の方の演奏会もあるんでよかったら聴きに来てくだしゃい。東村山中央公民館にてー。男声合唱の宇宙戦艦ヤマトとかやるよ(´∀`)ウフォフォ。おいらソロー。っつってもゲンキくんの現住所からじゃ遠いわな…。
Posted by miya at 2005年11月09日 00:28
>ken

そっか。Twist and Shoutは確かににやったな。
うーん、でもあれも歌がほしかったかなぁ。
どっかのレビューに書いてあったけど
A hard days nightなんてやったっけ???
覚えてないなぁ。。
場転のときのLady Madonnaをつい口ずさんでしまいました。
Wonder how you manage to make ends meet♪


そっかあれは谷くんのギャグじゃなかったか。
でも似てるよね。あんなん書きそうだと思ったもん。
シュールだろうがコメディだろうが
都合がつく限り行きます。よろしくね。
せっかく買ったならスモークマシンも駆使してくれ。


>miya

おー久しぶりーー☆ 元気かーー??
ダルカラーって書くとフジカラーみたいだよね。ww
シングシングシングってあれ?カーペンターズだよね??
Sing, sing a song〜♪だよね?
らんららららん ららんららららん ららんらんらららら〜ん だよね??
あれを吹くのかー。すごいなー。
クラソロって何?クラリネットのソロ??
へーー、聴きたかったぜ。結局コントラバスは買わないの??
定期演奏会、予定がなければ行きまっせ。
聴きに行ったのいつだっけ。去年か??
東村山ってどうやって行くんだろ。


・・・うん、二時間弱だ。orz
で、でもっ!!行くよ・・・うん・・・行けたら・・・。
Posted by G at 2005年11月09日 23:44
そうそう!しーんぐしんがーそーん♪
じゃ、ないよう…orz確かにそれもいい曲だけど。
スイングガールズみたべやー(´・ω・`)ベニー・グッドマンのアレだべ!なんならmp3を送ってもいい!

コントラバスは別の部がもてあましてた奴をわが部にもらった!カバーはずしたら大量のネズミの糞とダニが出てきて泣きそうでした。皆が私が弾く私が弾くと取り合いになりそうなので、ここはリードをとるために、幼馴染に少し習おうかとおもっているところ。

12月も…うん、来れたら来てね(´∀`)w
Posted by miya at 2005年11月13日 13:12
あーーー、それか!!!( ̄0 ̄;
あのエンディングのあれか!!
いやーー、曲名まで気にしてなかったんよねー。
mp3持ってんの?おォ、くれくれ!
なんかビッグバンドのCDでも買おうかなーとヤフオクを覗く今日この頃だよ。


コントラバスからネズミの糞!?
まさにスウィングガールズ的じゃあないか。
ぜひ極めてちょーだい。
しかしコントラバスってそんなに人気の楽器なのかー。ほぉー。
コントラバスばっかりで演奏したらどんな曲ができんだろぉなー。
Posted by G at 2005年11月14日 23:53
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/8938760

この記事へのトラックバック

俺が見つけた極秘ファイル!!
Excerpt: この世の中に眠っているありとあらゆる難解事件を俺が真相解明!!頼むから誰にもばらすなよ!!
Weblog: 出会いスナイパー譲
Tracked: 2005-11-04 17:30