2006年11月24日

雪組「堕天使の涙/タランテラ」&銀座らくごアーベント

【雪組「堕天使の涙/タランテラ」】

雪組・朝海ひかる&舞風りらのサヨナラ公演。
特に下調べもせず、そんなに期待もしないで観に行ったんですが
いやいやビックリ。めっちゃくちゃいい作品でした。
文句なしで今年のベストオブ宝塚です。
久々にDVD購入も検討しちゃうくらい良かったです。


このごろの宝塚は芝居の方が不作だったので
どうなるのかなーと思ってましたが
オープニングから堕天使様の美しいことと言ったら!!
芝居なのにずぅーっと踊ってばっかりなので(ダンスが売りのトップだからね)
ショーを見てるような気分になります。
演出もスモーク・盆回し・スクリーンとフルに使って
かなり贅沢に仕上がってたし。
ストーリーもダイレクトにメッセージが伝わってくるし。
見ごたえありますよーー。


あと、この芝居で特筆すべきは
トップ二人の関係性。
どうしても宝塚って「主演男役&主演娘役」っていう構図だから
基本的にはその二人のメインキャストが
シチュエーションは違えども出会い、
そしていずれ恋に落ちる・・・というお決まりパターンを踏むわけです。
大体7〜8割の作品がこういうパターンです。
それゆえ、慣れてくるとかなり先が読めちゃうということになるんですが
今回は恋人パターンじゃないんですね。
堕天使と行き倒れの娘さんという、全然関係のない二人として登場する。
これが逆に新鮮で、二人が絡むシーンは
普通の作品に比べたら10分の1くらいしかないんだけど
それでもきっちり二人の存在を印象付けていたし
ラブラブチュッチュのお決まりが一切ないので
普通のダンスメインのミュージカル観ているようで良かったです。


「タランテラ」もよかったですね。
荻田浩一の不思議な怪しいワールド。
ショーの間に何度となく繰り返される
矢代鴻リサイタル&美穂圭子リサイタル&ハマコ(未来優希)ショー。
聴かせる聴かせる。
特にハマコがすごかった。低音から高音までガンガン出す。
そして、山科愛ちゃんがしばらく見ないうちにさらにめんこくなっていた・・・。


↓これは割と昔の写真だけど、こんな子です(右側の人)。
http://www.skystage.net/countdown/img/020417/yuki.jpg


花売りの少女なんてもう、萌え萌え指数高すぎでしたよ。
この子トップにならないかなぁーー・・・。
あんまりめんこかったので帰りにキャトルレーヴでポストカード探したけど
さすがにそこまでは出世してなかった。残念。



【ご参考】ステージグラフ(ネタバレ含むので要注意)
http://www.sankei.co.jp/enak/sumirestyle/2006/nov/kiji/lucifer/00.html




【銀座らくごアーベント】

@銀座みゆき館劇場。
これは本当はうちの母さんが一人で行くはずだったのが
今朝になって体調が悪くて行けなくなってしまったということで
お忘れ券(※)で僕が鑑賞できることに。
東京宝塚劇場から歩いて行けるので、まさに渡りに舟でした。


※お忘れ券・・・
通常、どこの劇場でもチケット予約がきちんとしてあれば
当日チケットを忘れても席の番号さえわかれば入れてくれます。
そのため、チケット販売サイトなどでは
当日急に転売しなければならないチケットに
「お忘れ券でもよければ」という但し書きがついていたりします。


100人も入らないような小さな劇場の4列目。
演者がまぁーーー近いの近くねぇのって。
目が合うどころの話じゃないです。ホント。
ラインナップは以下の通り。


<三遊亭亜郎:掛け取りオペラ>

元・劇団四季の俳優という異色の落語家。
去年の大銀座落語祭でピアノに合わせて歌いながら話してた彼なんですが
今日は小さい劇場ってことで生声だけ。
もちろん歌がメインの話をやるんですが
ちぃっと、ビミョーー・・・だったかな。
お客さんが全体的に「?」になってしまっていて乗れなくて
かなり一生懸命歌うのに雰囲気的に拍手もできないような状態。

「何が一番悲しいって、これだけ歌って拍手が来ないことですよ!」

という自虐ネタもさっぱり受けず、
ムリヤリ下げて帰っていきました。



<立川談笑:薄型テレビ算>

この人は初めて見たけど、てやんでぇな感じのおっちゃんで
話が軽快、かつオタッキーで楽しい。
薄型テレビ算というのは
昇太が得意にしている「つぼ算」の現代版アレンジとも言える噺。
アキバに薄型テレビを買いに行って
店員を巧妙にごまかし、最終的には30万円のテレビを見事10万円で買うんだけど
このロジックが洗練されていてすさまじい。
基本線はつぼ算と同じなんだけど
さらに10倍くらい練られていて、こうでしたって文字化するのが大変なくらい。
笑わせてくれました。
もしかしたら昇太のつぼ算と張るくらい面白かった。

ちなみに、休憩時間にフツーの格好で喫煙所にいました。
びっくりするから!ウロウロしてたら真隣にいるんだもん。


【ご参考】つぼ算のあらすじ↓
http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2005/05/post_721c.html



<林家たい平:二番煎じ>

今日は出てくるメンツがみんな異色なやつばっかりで
仕方ないんで今日は私が古典の方を担当いたしますんで・・・
ということで
二番煎じを普通にやってました。
笑点メンバーのたい平、落語聴くのはやっぱり初めてだったけど
上手だなぁ、この人。
声がいいのと、ひとつひとつの所作がすごく上手い。
ものすごく勉強したんだろうなーというのが見える。
普通の古典をきちんと聴かせるってすごいことなんですよ。
酒を飲んで鍋を食うところなんか基本的だけど本当に上手くて
大ホールならここで拍手が来るな・・・という感じだったけど
今日はそういうこともなく。
これだけ上手ければ古典もいいよなーと思わせてくれました。



【ご参考】二番煎じのあらすじ↓
http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2004/11/post_11.html



<三遊亭白鳥:時そば>

中入りをはさんで
ハチャメチャ落語家二人の登場。まずは白鳥。


今日僕を見るのが初めてな方はどのくらいいますか?
という質問をしたところ
なんと二人しかいなかった。僕も以前SWAの会で見たので2回目。
白鳥、まずはその結果に驚き

「こんなに知られちゃってたら
『マキシム・ド・飲んべえ』でお茶を濁すわけにもいかないじゃないですか!」

あーー困ったなー何やろうかなーとしばらく逡巡。
いや、僕はマキシム聴いたことないからそれでもよかったんだけどなー・・・。
今日はかなり玄人の客が多かったらしく

「じゃあ何でもやるからリクエストしてください!!
え??文七元結??!!えーーー!!?
・・・昔々あるところに文七元結という居酒屋がありました。
終わり」

とか言いながらあれこれお客さんとやりとりして
結局時そばをやることに。
でも噺が途中からどんどん脱線して
古典だか新作だかわかんない時そばでした。でも大爆笑。
じゃあ時そばやりますって言ってすぐに
ツラツラツラっと時そばが出てくることに素直に感動したなぁ。
さすがプロですね。当たり前だけど。



<春風亭昇太:唖(おし)の釣り>

トリは昇太師。
今年は来た仕事全部引き受けたらクタクタになったので
来年は仕事を少し整理しますと言ってました。
あとは、楽屋にラムネ菓子があったから持ってきたけど
多分これは35歳以上くらいじゃないと知らないんじゃないでしょうかね?
って言ってた。いや、24歳でもフツーに知ってるぞ??
で、袖の下からおもむろにラムネの包みを出して
客席にいくつか投げてました。残念ながらもらえなかったけど。

昇太師は大体でかいホールの落語会だと
絶対ウケる定番ネタ
(つぼ算、ストレスの海、人生が二度あれば)でお茶を濁すんだけど
こういう小さい劇場なんかでやるときは客層が違うからなのか
かなり本気の落語をやってくれます。
今日の唖(おし)の釣りも初めて聴きました。

つぼ算もそうなんだけど
バカなやつとそいつに物を教える兄貴みたいな構図の噺は
やはり天下一品に上手いです。
よく笑わせてもらいました。
これで全部で2500円だから、激安の会だと思うなぁ。
当然、チケットはすぐ売れるからなかなか取れないですが。。


ちなみに、帰りの電車に乗ってて思ったけど
昇太の出囃子の「デイビークロケット」って
東海道線品川駅のホームの発車メロディーによく似てる・・・。
って言っても誰もわかってくれないかしら。
駅のやつは↓なんですがね。

http://page.freett.com/takanotti/tokaido_l/shinagawa5.mp3
(ちょっと面倒ですが
ブラウザのアドレスバーに貼り付けないと再生できないみたいです)


共感できる方はコメントください。


【ご参考】唖の釣りのあらすじ↓
http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2005/01/post.html
posted by ジェリクルG at 00:32| ドバイ | Comment(1) | TrackBack(0) | ゲージツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
エントリーと関係ない話でごめんなさい。
年末の挨拶に参りました。<(_ _)>
また 私が食いつきそうな記事がありましたらもれなく食いつきに来ますので その時はよろしくお願いします。
それではよいお年をお迎えください。(^^)/
Posted by るーず at 2006年12月31日 18:28
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